不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/3/10

名古屋、大阪、福岡、札幌で空室率が改善/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は8日、2017年2月度の全国6大都市圏(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況調査結果を発表した。東京については9日のニュースを参照。

 名古屋エリアの空室率は5.26%(前月比0.25%低下)と改善。伏見エリアで300坪、150坪等の大型移転による影響が数値に反映された。大阪エリアは4.68%(同0.04%低下)と横ばいで推移。築年数の浅いビルで成約があったが、微増にとどまっている。
 福岡エリアも2.41%(同0.05%低下)と横ばい。博多・天神エリアで50~80坪の成約が複数あり、空室率が微減した。札幌エリアは2.53%(同0.05%低下)と、2ヵ月連続で低下。100坪以上の成約によって空室の減少につながった。一方、仙台エリアは8.72%(同0.73%上昇)と上昇。仙台駅西口にて新築ビルの大型解約が出た影響で、空室率が増加した。

 1坪当たりの推定成約賃料は、名古屋エリアが1万72円(同152円増)と上昇。大阪エリア9,552円(同87円増)、福岡エリア9,421円(同585円増)、札幌エリア8,653円(同19円増)とそれぞれ上昇した。一方、仙台エリアは8,786円(同45円減)と微減した。

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「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。