不動産ニュース / 開発・分譲

2017/4/5

横浜市と東急電鉄、まちづくり協定を更新

 横浜市と東京急行電鉄(株)は、2012年4月に締結した「『次世代郊外まちづくり』の推進に関する協定」を、17年4月1日付で更新した。

 両者はこれまで同協定に基づき、次世代郊外まちづくりの活動指針となる「次世代郊外まちづくり基本構想」を策定し、リーディングプロジェクトを定め、モデル地区である「たまプラーザ駅北側地区」のコミュニティ醸成を推進してきた。協定更新で、引き続き同モデル地区での取り組みを推進するとともに、「次世代まちづくり」の成果を地域の特徴に合わせ、東急田園都市線沿線その他の地域への展開を目指す。 

 4月末には「次世代まちづくり」の情報発信や、基本構想に基づくプロジェクトなどの活動拠点となる「WISE Living Lab」をグランドオープンさせる予定。同施設は、モデル地区内で東急電鉄が所有する土地・建物を活用して展開するもので、「エネルギーと暮らしのギャラリー棟」(西棟)と、「コミュニティと住まいのコンサル棟」(中央棟)、「まちづくりと住まいのギャラリー棟」(東棟)の3棟で構成する。

 また、16年7月に都市計画が決定した「(仮称)美しが丘一丁目計画」を推進。共同住宅(278戸)と地域利便施設を建設するもので、同施設では、“コミュニティ”“子育て”“コワーク”をキーワードに、住まいから歩ける範囲内に暮らしに必要な機能が整い、誰もが安心して住み続けられるまちを目指す「コミュニティ・リビング」の取り組みを推進していく。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。