不動産ニュース / 仲介・管理

2017/4/10

「大規模修繕工事瑕疵保険」を商品改定

 (株)住宅あんしん保証はこのほど、「あんしん大規模修繕工事瑕疵保険」の商品改定を実施。併せて「外壁塗膜担保特約」の利用条件を拡大した。

 安心して工事発注できる環境整備の一環。「あんしん大規模修繕工事瑕疵保険」の商品改定では、「使いやすさの向上」をコンセプトに、従来の延床面積を基に算定していた検査料を、工事内容に応じた設定とするほか、同一団地内の3階以下かつ延床面積500平方メートル未満の小規模棟や非住宅から住宅への改修工事など、これまで対象外だった工事も保険の対象とした。また、寒冷地で施工数が多い、灯油管路・灯油設備にかかる工事も追加した。

 また、工事を実施した外壁塗膜が著しい膨れ、剥がれ等により社会通念上必要とされる性能を満たさない場合、それを補修した際に工事会社が負担し補修費等を保険として支払う「外壁塗膜担保特約」についてについては、(一社)マンション管理業協会および(一社)マンション計画修繕施工協会を良質な大規模修繕工事の施工を行なうことができる団体であると認定。その会員企業が外壁の塗装工事の補償において同特約の利用を可能とするよう利用条件を拡大した。

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大規模修繕

分譲マンションの性能を維持し老朽化を防止するために、計画的に行なわれる修繕であって、多額の費用を要する修繕のことである(これに対して多額の費用を要しない計画的な修繕は「小規模修繕」という)。 具体的...

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