不動産ニュース / 開発・分譲

2017/4/19

秋田駅近くでCCRC拠点整備事業/ミサワH

「秋田市中通CCRC拠点整備事業」イメージ

 ミサワホーム(株)は17日、(株)北都銀行と同行グループの秋田不動産サービス(株)および秋田信用金庫とともに、秋田市中通におけるCCRC拠点整備事業に向けて連携協定を締結。同事業を本格的にスタートした。

 JR「秋田」駅近くの中心市街地という好立地を生かして駅前ランドマークとなる拠点施設を建設する計画。地上18階建て。敷地面積1,078平方メートル、延床面積約8,100平方メートル。着工は2018年4月、完成は20年頃を予定。

 住宅(分譲・賃貸マンション)や金融機関、医療・保育施設など複数の機能を盛り込むほか、地域の介護施設などと連携を図ることで、スマートウェルネスや地域包括ケアの実現を目指す。さらに駅前から続く商店街や近隣公園などとつながりを持たせ、賑わいや多世代の交流を促進する。

 また、施設内には秋田市の認定を受けた中心市街地共同住宅供給事業の住まいを設け、地域で安心して健康に生活できる環境づくりも手掛ける。

 ミサワホームは、同事業において総合企画を担当。今後は、県や市、商工会議所などと共に「秋田市中通地区まちづくり協議会」を設立し、秋田版CCRCの実現を目指す。

この記事の用語

地域包括ケア

高齢者を地域単位で包括的に支援する仕組みをいう。要介護状態等になっても可能な限り住み慣れた地域や自宅で生活し続けるように、おおむね30分以内に駆けつけられる圏域で、個々人のニーズに応じて、医療・介護等のさまざまなサービスが適切に提供できるように地域の体制を構築するというものである。

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