不動産ニュース / IT・情報サービス

2017/4/20

内見予約自動化のシステムをリリース

 イタンジ(株)は19日、入居希望者の内見を、不動産仲介会社がオンライン上で予約できるシステムのリリースを発表。

 通常、内見希望者が現れた場合は、仲介不動産会社はその住戸の管理会社に電話をして、自身の名刺をFAXで送信、内見できる時間帯の予約をして、部屋の鍵情報を確認、入居希望者を案内するといった流れで進められる。

 同社のリリースした「内見予約くん」では、そうした内見予約受付作業や紹介作業をWEB上で自動的に完結できる。具体的には、電話の音声ガイダンスで内見パスワードを確認し、システムにログインすると、内見可能な時間や鍵情報を24時間365日確認・予約することができる。

 管理会社は電話応対の時間を圧縮できるほか、予約重複などのトラブルも防止できる。仲介会社にとっても、5分以内で内見予約の作業が完了できるため、業務の効率化につながるという。
 また同システムでは電話をかけてきた仲介会社の電話番号で宅建免許を取得している不動産会社かどうかを自動特定するため、不正業者をブロックし、空き家を犯罪行為などに利用されるリスクも低減させることができる。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。