不動産ニュース / 開発・分譲

2017/4/28

仙台初、免震・非常用発電機搭載ビルが竣工

「野村不動産仙台青葉通ビル」外観

 野村不動産(株)は27日、オフィスビル「野村不動産仙台青葉通ビル」(宮城県仙台市)が竣工したと発表した。

 同ビルは、JR仙石線「あおば通」駅徒歩1分、JR「仙台」駅徒歩5分、地下鉄南北・東西線「仙台」駅徒歩1分に立地。仙台の中心部の青葉通りに面しており、同市中心部における3年ぶりの新規オフィスビル。鉄骨造地上10階地下1階塔屋1階建て、敷地面積1,595.47平方メートル、延床面積1万2,671.20平方メートル。

 免震構造かつ停電時72時間の電源供給が可能な非常用発電機を搭載しているビルは、仙台市内では初めて。断水時の上水を確保するなど、BCP性能も強化。自然換気フィンを採用し、外気を直接取り入れ可能とすることで、停電時の事業継続に配慮した設計とした。CASBEEのAランクも取得している。

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事業継続計画(BCP)

事業組織が脅威にさらされた場合に、その影響を予防・軽減し、事態の回復を図るための計画をいう。 危機管理手法の一つで、BCP(Business Continuity Planning)と略称される。

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