日本ハウズイング(株)は10日、2017年3月期決算(連結)を発表した。
当期(16年4月1日~17年3月31日)は、売上高985億6,000万円(前期比11.3%増)、営業利益47億6,700万円(同8.0%減)、経常利益48億300万円(同7.1%減)、当期純利益30億700万円(同3.4%減)。
主力のマンション管理事業は、管理戸数が1万5,130戸増加し、44万156戸に。海外を含めたグループ全体の管理戸数は53億8,509戸を達成した。その一方、保険代理店手数料の減少や外注費の増加、現場労務費の増加などが響き、売上高456億2,900万円(同3.2%増)、営業利益38億5,400万円(同18.5%減)に。
ビル管理事業は、国内管理ストックの増加、中国子会社が堅調に推移したこと、ベトナムの子会社の寄与もあって、売上高107億1,000万円(同29.2%増)、営業利益7億600万円(同13.8%増)であった。
不動産管理事業は売上高54億4,200万円(同6.4%増)、営業利益6億4,100万円(同3.8%増)。
次期は、売上高1,075億円、営業利益55億円、経常利益53億円、当期純利益32億8,000万円を見込んでいる。