不動産ニュース

2017/5/31

AI活用したマンション向けサービスで実証実験

「AI管理員」「AIコンシェルジュ」のイメージ

 (株)大京アステージと(株)穴吹コミュニティは31日、東京電力グループの(株)ファミリーネット・ジャパンとともに、AIを活用したマンションの管理員やコンシェルジュをサポートするサービスの実証実験を開始すると発表した。不動産業界では初の試み。

 大京グループの中期経営計画の新たな取り組みテーマ「研究開発の推進」の一環。マンション管理員やコンシェルジュが勤務時間外やマンション内清掃などで不在、もしくはコンシェルジュが導入されていない物件において、居住者や管理組合の問い合わせに、モニターを通して「AI管理員」「AIコンシェルジュ」が音声対話形式で対応するというもの。

 6月に大京アステージが管理受託組合に提供している居住者向けウェブサイト「くらしスクエア」「穴吹コミュニティが提供している「さーぱすねっと」を通じ、モニターとなる居住者を募集し、7月より実証実験をスタート。居住者とともに「AI管理員」「AIコンシェルジュ」サービスの精度を高めて1年以内のサービス開始を目指す。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。