(株)大京アステージと(株)穴吹コミュニティは31日、東京電力グループの(株)ファミリーネット・ジャパンとともに、AIを活用したマンションの管理員やコンシェルジュをサポートするサービスの実証実験を開始すると発表した。不動産業界では初の試み。
大京グループの中期経営計画の新たな取り組みテーマ「研究開発の推進」の一環。マンション管理員やコンシェルジュが勤務時間外やマンション内清掃などで不在、もしくはコンシェルジュが導入されていない物件において、居住者や管理組合の問い合わせに、モニターを通して「AI管理員」「AIコンシェルジュ」が音声対話形式で対応するというもの。
6月に大京アステージが管理受託組合に提供している居住者向けウェブサイト「くらしスクエア」「穴吹コミュニティが提供している「さーぱすねっと」を通じ、モニターとなる居住者を募集し、7月より実証実験をスタート。居住者とともに「AI管理員」「AIコンシェルジュ」サービスの精度を高めて1年以内のサービス開始を目指す。