グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)(GLP)は7日、マルチテナント型物流施設「GLP五霞」(茨城県猿島郡)を着工した。同社のプロジェクトとしては茨城県下初。
開発予定地は、圏央道「五霞IC」と首都圏・北関東を結ぶ新4号国道に隣接しており、関東および東日本の広域配送向け物流拠点としての活用が可能な立地となる。
敷地面積約8万5,000平方メートル、延床面積約14万平方メートル。鉄骨造地上3階建て。
1階は約4万3,000平方メートル、2・3階は約3万9,000平方メートルと、賃貸物流施設としては最大級のワンフロア面積を有する。効率的なワンフロア・オペレーションが可能で、各階に直接アクセスが可能な片車路形式のダブルランプウェイを採用。垂直搬送機や将来的に貨物用エレベータの設置も想定し、複層階の利用も可能とする。
また、一部エリアは冷蔵対応を想定した電力を確保。幅広い業種の物流ニーズに対応していく。
竣工は2018年10月の予定。