(株)東京カンテイは8日、2017年5月の主要都市圏・主要都市別の新築戸建住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。
首都圏の平均価格は3,532万円(前月比0.1%上昇)とほぼ横ばいで推移した。地区別では、東京都が4,618万円(同1.6%上昇)と反転上昇。神奈川県は3,851万円(同1.0%増)と連続上昇した。千葉県は2,727万円(同6.3%下落)、埼玉県も3,144万円(同1.0%下落)といずれも反転下落した。
近畿圏の平均価格は、3,000万円(同0.5%下落)と反転下落した。大阪府は3,323万円(同1.5%上昇)と続伸。兵庫県は3,086万円(同1.1%上昇)と反転上昇。京都府は3,271万円(同3.7%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。
中部圏の平均価格は2,925万円(同1.1%下落)で、愛知県は3,168万円(同1.1%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。
福岡県は2,738万円(同0.3%下落)と反転下落した。