不動産ニュース / その他

2017/6/23

電子記録債権活用の「POファイナンス」で特許

 Tranzax(株)はこのほど、電子記録債権の活用で受注時点での資金調達を可能にした「PO(Purchase Order)ファイナンス」に関し、特許を取得した。

 従来は困難だった受注時点からの債権担保融資を可能にする仕組み。POファイナンスの導入により、中小企業は早く現金を得ることができるため、運転資金が最も必要な仕掛中の資金調達が容易になる。

 中小企業にとっては、大規模な受注を受けても、材料費や人件費の確保など資金繰りの問題が伴い、受注自体が困難となるケースがある。「POファイナンス」は、受注そのものが資金繰りとなり、この課題の解消にもつながるという。

 電子記録債権やPOファイナンスの仕組みについては、過去の記事を参照。

POファイナンスの概念図

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2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。