不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/7/14

不動産ソリューション事業が好調/毎コム17年5月期

 (株)毎日コムネットは13日、2017年5月期の決算を発表した。

 当期(16年6月1日~17年5月31日)の連結売上高は148億900万円(前年比9.1%増)、営業利益は16億3,100万円(同8.0%増)、経常利益は15億5,000万円(同9.3%増)、当期純利益は10億1,300万円(同14.6%増)となった。

 主力の不動産ソリューション事業では、不動産デベロップメント部門において個人オーナーのみならず企業に対してもCRE戦略に応える事業プランを積極的に提案、物件開発に努めた結果、管理受託を含めた総管理戸数は190棟8,788戸(前期末比3.9%増)となった。また、不動産・マネジメント部門では、安定した入居確保を図り4月の入居率は12年連続で100%を達成した。

 不動産ソリューション事業全体の売上高は104億3,576万円(前年同期比9.3%増)。部門別では、不動産デベロップメント部門12億6,891万円(同24.4%増)、不動産マネジメント部門88億28万円(同7.7%増)、エネルギーマネジメント部門は3億6,656万円(同2.6%増)。

 次期は連結売上高155億円、営業利益16億7,200万円、経常利益15億9,000万円、当期純利益10億3,500万円を見込んでいる。

 また同日、18年5月期を初年度とする中期経営計画(18年5月期~20年5月期)も公表。

 不動産デベロップメント部門では、全国エリアの物件開発の積極推進や、大手不動産会社との連携強化、学生マンションのバリエーション拡大を図る。課外活動ソリューション部門においては、旅行事業を東京圏から関東圏へと拡大。不動産マネジメント部門では、最新のIT技術駆使したウェブ募集力を強化。人材ソリューション部門では、ITとスマートフォンを駆使した新サービス等を投入する。20年5月期の売上高180億円、営業利益20億9,500万円、経常利益20億円、当期純利益13億円を目指す。

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