阪急リート投資法人(HRI)は14日、2017年5月期決算を発表した。
当期(16年12月1日~17年5月31日)は、営業収益47億4,000万円(前期比0.4%増)、営業利益19億7,900万円(同0.1%増)、経常利益16億2,500万円(同3.5%増)、当期純利益16億2,300万円(同3.5%増)。1口当たり分配金は2,717円(同91円増)となった。
当期は、物件の入れ替えはなく、賃料単価と稼働率の向上維持に努めた。期末の運用物件は23物件、資産総額は約1,479億円、賃貸可能面積は約48万8,000平方メートル、期末稼働率は99.6%(前期比0.5ポイント増)と高稼働を維持している。
次期については、営業収益48億7,300万円、営業利益20億5,200万円、経常利益16億7,400万円、当期純利益16億7,300万円、1口当たり分配金2,800円を見込む。