不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/8/1

大阪Aグレードビル、初の空室率3%割れ

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は1日、2017年第2四半期末時点の大阪Aグレードビル空室率と賃料を発表した。

 空室率は、2.7%(前期比0.6ポイント低下)。前年同月と比べても1.1ポイント低下しており、08年第1四半期以来初めて3%を割り込んだ。堂島や御堂筋、中之島などの市場で空室が減少したことが要因。

 月額の坪当たり賃料(共益費込)は1万8,061円(同2.0%上昇)。12四半期連続の上昇となった。

 価格については、前期比5.5%上昇、前年同月比でも18.4%。賃料上昇の継続と投資利回りの収縮を背景に、上昇ペースが加速。投資利回りは2四半期連続で低下している。 

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

賃料

賃貸借契約によって賃借人が支払う対価をいう。特約がない限り後払いである。また、地代・家賃については、事情変更による増減請求権が認められている。 なお、借主が実質的に負担するのは、賃料に保証金、預かり金等の運用益を加えた額(実質賃料)である。また、共益費など賃料以外の負担を求められることも多い。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。