不動産ニュース / ハウジング / 取材

学生コンペの作品を実物件化/ポラス

1階の土間

 ポラスグループで分譲住宅事業を行なうポラスガーデンヒルズ(株)は、第1回「ポラス学生・建築デザインコンペティション」に応募された作品を実物件化。完成棟を公開した。

 同社は、建築の道を志す学生の創造喚起と発表機会の提供を目的に学生対象のアイディアコンペを毎年開催している。2014年に開催した第1回のテーマは「『自立型の共生』を可能にする次世代の家」。458件の応募の中から松川真友子氏(当時:九州大学大学院、現在:(株)北川原温建築都市研究所所属)の作品「もうひとつの連なる家」が選定され、この度同アイディアを基にした住宅が完成した。

 都市型狭小住宅の住環境改善を意識し、建物の中心に土間を中心とした小屋のような空間を設置。土間はダイニングと一体的に使うことができるため、友人や親戚等が大勢集まれるような空間となっている。また、庭やガレージともつながっており、室内にいても外にいるようなイメージで過ごすことができる。
 土間の吹き抜けに面した窓は、透明ガラスと型板ガラスを使い分けることで外からの視線を遮り、光を呼び込むよう工夫した。

 土地面積は101.58平方メートル、延床面積は125.25平方メートル。木造軸組構法の3階建て。間取りは、3LDK+土間吹き抜け+ビルトインガレージ等。10月より販売を開始する予定。販売価格は未定だが、周辺価格より1.7倍ほど高額となる見込み。

 同プランを設計した松川氏は、「庭は近隣の人とのコミュニケーションの場であり、住む人の趣味の場でもある。そこで狭小地であっても家の中に土間をつくることで庭のような空間とした。学生時の案なので、実現するにあたっていくつか変更を加えたが、木造の家を作ることに携わり大変勉強になった」と話した。

外観。3棟が連なるイメージとしている

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

木造軸組工法

在来工法ともいい、木造建築物の工法の一つ。「在来工法」とは、「伝統工法」をベースとしながら、第二次大戦後の技術革新で新たに生まれた木造建築物の工法である。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

防災・復興ハンドブック<改訂版>

不動産管理会社・
賃貸住宅オーナーのための
防災・復興ハンドブック
<改訂版>

自然災害に備えて!手元に常備しておきたい一冊です。 540円(税込・送料無料)

ご購入はこちら
NEW

?~\~H?~H~J?~M?~K~U?~T??~A?~@~Z

月刊不動産流通 月刊誌 2017年11月号 日々の実務に役立つ情報満載です

10月1日からスタートした賃貸取引におけるIT重説について特集。社会実験参加事業者が感じたメリット・デメリット等について紹介しました。

ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムック防災・復興ハンドブック<改訂版>

自然災害に備えて!手元に常備しておきたい一冊

価格: 500円(外税)

ジャンル別セット月刊不動産流通バックナンバー

宅地建物取引士資格試験合格コースアットホームスタディ

試験の出題範囲をしっかり押さえられる!

平成29年度 不動産コンサルティング技能試験合格コースアットホームスタディ

幅広い試験範囲を効率よく学習!

お知らせ

2017/10/20

「海外トピックス」更新しました

Vol.332 フェリーニ的由緒ある屋敷 の記事を更新しました。

19世紀、石油や鉄道、港湾貿易などで栄えたテキサス州には、富裕層が建てた大邸宅が立ち並びました。

今でもその面影を残すエリアがありますが、そうした地域でヴィクトリア様式の古い物件を改装してモダンなスタジオと住まいにしたイタリア生まれの女性がいます。

まるでフェデリコ・フェリーニの映画に出てくるような住まいをレポートします。