不動産ニュース / 仲介・管理

2017/9/4

所有施設連動で地震情報伝達ネットワークを整備

 三菱地所(株)はこのほど、首都直下型地震への対策として、グループ関連の首都圏7物件に測定した地震情報を設置施設間で共有できる地震計を設置。独自の直下型地震情報伝達ネットワークを構築した。

 今回導入した地震情報伝達ネットワークは、首都直下型地震の主な震源地となりうる断層に近い新丸ビル(東京都千代田区)、横浜ランドマークタワー(横浜市西区)など7施設に、(株)ミエルカ防災開発の地震計「ユレーマス」を設置。各施設で測定された地震のP波情報を丸の内の高層ビルへ伝達し、これを基に丸の内の地震情報伝達ビルで、エリアの主要動到達予測時間と主要動の大きさを計算し、気象庁からの緊急地震速報と併せて地震情報として活用する。

 地震情報は新丸ビル、丸ビルなどの4棟の丸の内エリアのビルで、エレベータの制御に活用する計画。

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