(株)シースタイルは26日、9月23日の「不動産の日」に合わせて実施した「不動産相続についての調査」結果を発表した。調査は8月31日~9月11日、同社の運営する不動産関連の比較査定サイト「スマイスター」を利用した20歳代以上の男女を対象にインターネットで実施。有効回答数は781人。
不動産相続の経験や可能性について聞いたところ、「相続の経験がある」が21.9%、「相続の可能性がある」が30.5%と、過半数が相続に関わることが分かった。このうち、相続経験者に相続した不動産の種類を聞いたところ、「戸建て」が79.5%、「農地」18.7%、「土地」8.2%、「マンション」7.0%と、「農地」が2割近くを占め、「土地」よりも多かった。
相続した不動産をどうしたのか聞くと、「自分が住んだ」が36.8%で最多。「子供が住んだ」3.5%、「親が住んだ」1.8%を合わせ42.1%が、相続した不動産に居住している。「売却」は22.8%、「空き家として管理」は17.0%。「放置」も11.7%おり、「賃貸した」8.8%よりも多くなった。
相続する可能性があると回答した人に、不動産の種類を聞くと、「戸建て」が81.5%で最多。「土地」が33.6%、「農地」が11.8%、「マンション」が7.1%となった。また、その不動産を相続をする意思があるかどうかについても、「ある」が79.4%、「ない」が20.6%となり、2割超が相続したくないと考えていることが分かった。