不動産ニュース / 開発・分譲

2017/10/16

東京・六郷の大規模Mが竣工/野村不

「プラウドシティ大田六郷」フォレスト街区エントランス

 野村不動産(株)が開発を進めてきた大規模分譲マンション「プラウドシティ大田六郷」(東京都大田区、総戸数632戸)の全街区が竣工。13日、報道陣に公開された。

 同物件は、京浜急行本線「雑色」駅徒歩9分に立地する、地上6~15階建て、全5棟で構成されるマンション。約2.3haの建設地は江崎グリコ(株)の工場跡地で、2014年取得した。敷地は公道を挟んで2つに分かれ、3棟466戸の「フォレスト街区」と2棟166戸の「プラザ街区」に分け開発している。

 共働きの子育て世帯をメインターゲットと定め、セキュリティに守られた中庭や、認可保育園、医療機関の誘致、ラウンジ、カフェ、蔵書を定期的に入れ替えるライブラリー、ランドリー、学童、コンビニ、宅配レンタカーなど、共働き子育て世帯の「時短」やコミュニティ作りに特化した共用部やサービスを多数用意しているのが特長。

 住戸は、3LDK・4LDK、専有面積64~86平方メートル。販売価格は、4,600万円台~7,100万円台。坪単価約250万円。16年5月から販売を開始。これまで5,000組超の来場を集め、506戸の供給の約7割を販売済み。大型の中庭や共用施設があり、南向き中心で5,000万円台が中心となった「フォレスト街区」から販売をはじめ、竣工後から日照や景観面から販売価格を4,000万円台中心に抑えたプラザ街区の販売を開始。世帯主年収600万円台の子育て層中心に、都内でありながら4,000万円台の価格と、充実した共用施設等を竣工販売で訴求しながら販売戸数を伸ばしている。

「フォレストライブラリー」。入居者のリスエストを聞きながら、
不要な蔵書を処分し、そのお金で新たな蔵書を定期的に購入していく

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