不動産ニュース / 開発・分譲

2017/11/7

米国でシニア向け賃貸/フージャースHD

シニア向け賃貸住宅の外観イメージ

 (株)フージャースホールディングスは6日、グループのHoosiers,Inc.(米国・ポートランド、代表取締役社長:伊久間 努氏)が、米国不動産ディベロッパーのKaiser Group,Inc.(米国・ポートランド、CEO:ベンジャミン・カイザー氏)と米国・ポートランドで合弁会社を設立し、シニア向け賃貸住宅を開発すると発表した。

 米国ポートランドは、安定した経済成長、雇用率の増加に伴う人口流入等が進んでおり、全米一住みたいまちとして注目されている。同社グループにとっては初進出となる。

 同物件は、ポートランドの中心部に位置し、総戸数は住宅70戸、ショップハウス12戸、店舗5区画で構成する予定。木造地上6階地下1階建て、敷地面積約2,199.6平方メートル。住宅の専有面積は60.8~89.1平方メートル。

 サービス付き高齢者向け住宅と一線を画し、「シニア専用」ではなく、デザイン性の高い設計を施す一方、バリアフリー・コールシステム等を採用し、安全面にも配慮する。

 また、建築手法としてCLT(直交集成板)工法を採用することで、木造住宅を実現。環境にも配慮した建築物である点も特徴となっている。

 同社グループでは、同プロジェクトにより北米エリアの事業を推進、環境に優しい建築技法のノウハウを蓄積し、さらなる展開を図っていく。

 竣工は2020年8月頃の予定。

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開発計画

狭義には開発許可の申請に当たって必要となる計画を、広義には不動産開発事業の計画をいう。不動産開発事業を行なおうとする場合には、都市計画法による開発許可を得なければならない。

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