不動産ニュース / その他

2017/11/7

既存建築物省エネ化推進事業の改修部門、募集

 国土交通省は、「平成29年度(第3回) 既存建築物省エネ化推進事業(建築物の改修工事)」の募集を開始した。

 既存建築物の省エネルギー改修等を促進するため、民間事業者等が行なう省エネ改修工事・バリアフリー改修工事に対し、国が事業の実施に要する費用の一部について支援するもの。主な事業要件は、(1)躯体(外皮)の省エネ改修を行なう、(2)建物全体におけるエネルギー消費量について、改修前と比較して15%以上の省エネ効果が見込まれる改修工事を実施する、(3)改修後に一定の省エネルギー性能に関する基準を満たす、(4)改修後の建築物の省エネルギー性能を表示する、など。

 補助対象は、省エネ改修工事に要する費用、エネルギー使用量の計測等に要する費用、バリアフリー改修工事に要する費用、省エネルギー性能の表示に要する費用。それらのうち3分の1、1件当たり最大5,000万円を補助する。バリアフリー改修を行なう場合は、2,500万円を限度に加算する。

 応募期間は12月20日まで。2018年2月中旬頃、採択事業を決定する予定。

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バリアフリー

高齢者や身体障害者など、体の不自由な人々の行動を妨げる物的・心理的障害を取り除くという意味。バリアフリーデザインはその障害となる物を除去し、生活しやすいよう設計されたものである。段差をできる限りつくらずにスロープ等を用いることも一つの手法である。

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