不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/11/28

オフィス投資インデックス、総合収益率が上昇

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は27日、2017年6月末の「JREIオフィス投資インデックス(JOIX)」を公表した。全国13都市81ゾーンに設定された地価公示地点からオフィスビル適地を選定し、当該地点上に最有効使用のオフィスビルを設定、調査したもの。半期(6・12月末)ごとに実施している。

 総合収益率(インカム収益率+キャピタル収益率)は、東京都心5区が9.49%(前期比0.53ポイント上昇)、大阪市11.21%(同1.16ポイント上昇)とそれぞれ前期と比べて上昇した。

 インカム収益率(純収益÷期首の資産価値)は、東京都心5区4.85%(同0.06ポイント上昇)、大阪市6.17%(同0.1ポイント上昇)とそれぞれ前期と比べてやや上昇。

 キャピタル収益率(<期末の資産価格-期首の資産価格>÷期首の資産価格)は、東京都心5区が4.63%(同0.46ポイント上昇)、大阪市5.04%(同1.06ポイント上昇)とそれぞれ前期と比べてアップした。

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不動産投資インデックス

不動産の収益性を一般的に示すための指標をいう。個別の不動産についての収益性ではなく、不動産市場全体の動向を収益性の視点から把握できる指標でなければならないとされる。

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