不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/11/28

既存住宅購入、7割弱が「リフォーム済み」希望

 不動産関連の比較査定サイト「スマイスター」を運営する(株)シースタイルは28日、「売却予定住宅のリフォーム」についてのアンケート調査結果を発表した。調査対象は住宅売却予定で同社サイトを利用した成人男女144人。

 「中古(既存)住宅を購入するなら、リフォーム前とリフォーム済みではどちらが良いか」との問いでは、「リフォーム前の住宅」が31.8%、「リフォーム済みの住宅」が68.2%に。全体の約7割が「リフォーム済み住宅」を希望し、人気が高いことが分かった。

 「リフォーム済み住宅」が良い理由については、「キレイ」が56.7%、「即入居できる」が53.7%、「リフォームする手間が省ける」が52.5%と多かった。

 一方、「リフォーム前の住宅」が良い理由については、「好きな設備や間取りに変更できる」が53.2%と最も多く、「リフォームしていない分安い」が34.0%、「劣化状況が確認できる」が33.5%と続いた。

 また、リフォーム予算については、「50万円未満」が26.6%で最多に。住宅をリフォームしてから売却を考える人の予算・費用の最多金額が50万円以上100万円未満だったことと比べると、購入希望者の方が財布のひもが固いことが分かった。

 リフォームしたい場所については、1位は「キッチン」48.9%、2位は「バスルーム」43.1%、3位は「トイレ」37.9%と、水回りが上位に。「和室」「洋室」「リビング」「ダイニング」はいずれも10%未満と少数となった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

リフォーム

建物の構造強化、機能向上などを図るための改修をいう。リフォームの種類には、耐震化、バリアフリー化、省エネルギー化、耐久性向上化などのための工事がある。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年11月号
 “令和的”不動産店舗って?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/10/5

「月刊不動産流通2024年11月号」発売中!

「月刊不動産流通2024年11月号」好評発売中です。

特集は、「働く、集う、楽しむ。“令和的”不動産店舗 」。コロナ禍やDXの推進等も契機となり、私達の働き方は大きく変わりました。そうした中、これまで以上に集まりたいと感じるオフィス・店舗の整備に注力する企業も見られます。今回は、外観や内装のデザインなど趣向を凝らし、ユーザーやスタッフが集いたくなる店舗運営に取り組む不動産会社を取材しました。

実務に役立つ連載コーナーも豊富に掲載しています。noteでの試し読みも♪