不動産ニュース / 開発・分譲

2017/12/14

バンコクで自社初のSA事業/野村不

「Staybridge Suites Bangkok Thonglor」完成予想図

 野村不動産(株)は14日、タイ・バンコクで現地ディベロッパーのOrigin Propaty(オリジン社)と共同でサービス・アパートメント事業、「Staybridge Suites Bangkok Thonglor」に参画すると発表した。野村不動産としては初のサービス・アパートメント事業となる。

 バンコクは、経済発展に伴う外国企業の増加で、サービス・アパートメントの稼働率が80%超で推移している。また、日系企業の進出も増加し、登録外国人駐在員の24%を日本人が占めるなど、さらなる市場拡大が見込めると参入した。

 開発地は、バンコクで外国人居住地として有名なトンロー地区。BTS駅まで徒歩10分、高速道路を使っての国際空港や工業団地へのアクセスにも優れた立地。敷地面積は約2,800平方メートル、地上31階建て、延床面積約2万5,500平方メートル。スタジオ~3ベッドルームまで303室を用意する。

 運営は、インターコンチネンタル・ホテルグループに委託。同グループのサービス・アパートメントブランドである「Staybridge Suites」の東南アジア初進出施設となる。竣工は、2019年第4四半期予定。

 オリジン社は、09年設立。コンドミニアム事業を主力に賃貸事業や管理事業などを展開する。野村不動産は今年8月、同社との間で3つの分譲住宅プロジェクトを共同で進めていくことを決めており、今後もパートナーシップを継続していく。

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