不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/12/14

首都圏分譲M賃料、3ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは14日、2017年11月の三大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たり平均賃料は2,661円(前月比0.6%増)と、3ヵ月連続で上昇。東京都が3,174円(同0.7%増)と引き続き上昇したものの、前年同月をやや下回る水準で推移している。神奈川県は2,130円(同0.6%増)と3ヵ月ぶりにに上昇。築古事例が減少した埼玉県は1,588円(同2.4%増)も5ヵ月ぶりに反転上昇した。千葉県は1,506円(同0.2%減)とわずかながら弱含んだ。

 近畿圏の平均賃料は1,821円(同1.6%増)と上昇し、5ヵ月ぶりに1,800円台を回復。大阪府では、主に大阪市内において直近にかけて竣工した大規模タワーマンションが影響し、2,134円(同4.0%増)と大きく水準を押し上げた。また、兵庫県でも1,658円(同0.7%増)と前月に引き続き上昇した。

 中部圏の平均賃料は1,650円(同0.1%増)。愛知県は1,695円(同0.2%増)となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。