不動産ニュース / 開発・分譲

2017/12/21

三鷹駅直結のタワマン発売/相鉄不・地所レジ

「グレーシアタワー三鷹」完成予想図

 相鉄不動産(株)は、三菱地所レジデンス(株)と共同で開発を進めている分譲マンション「グレーシアタワー三鷹」(東京都三鷹市、総戸数184戸、うち事業協力者住戸39戸)のモデルルームを、2018年1月6日にオープン、2月上旬より販売を開始する。21日、モデルルームを報道陣に公開した。

 同物件は、JR中央線「三鷹」駅南口徒歩1分に立地する、地上26階建てのタワーマンション。「三鷹駅前南口中央地区再開発事業」として、駅前の低層商業エリアの不燃化と高層化を図るプロジェクト。04年のまちづくり勉強会発足から足掛け13年のプロジェクトで、両社は16年に事業に参画、地権者との等価交換により事業化した。事業比率は非開示。

 「三鷹」駅とは、ペデストリアンデッキで直結。総合設計制度によりオープンスペースを整備し、容積率割り増しを受けた。1~3階が商業店舗、4、5階がオフィスフロア、6階以上がマンションとなる。

 住戸は、1LDK~3LDK、専有面積約40~90平方メートル。22階以上の60平方メートル以上の住戸は、自由設計にも対応する(1期販売のみ)。第1期販売戸数は未定。販売予定価格は、5,000万円台~1億7,000万円台。最多価格帯8,000万円台、坪単価約450万円。

 今年3月にホームページをオープンし、これまで約5,000件の反響を得ており、11月11日からの事前案内会で500組を案内している。反響の25%が地元三鷹市と武蔵野市で、杉並区・中野区を含めた中央線沿線在住者が過半だが、他エリアのタワーマンション検討者なども広域集客している。ファミリー層中心に年齢層も広く、地元戸建て住宅に住むシニア層の買換え・買い増しも目立つという。

モデルルーム。高さ99mのタワーマンションで、
高層住戸からは武蔵野の借景が楽しめる

この記事の用語

市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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