(株)ファーストロジックは10日、2017年10~12月期「投資用不動産市場調査」結果を公表した。調査期間は17年10月1日~12月31日。期間中、同社が運営する不動産投資サイト「楽待」に新規掲載された全国の物件が対象。投資用1棟アパートの新規掲載件数は2万4,395件、投資用1棟マンションは5,598件、投資用区分マンションは3万1,973件。
投資用1棟アパートの表面利回りは、17年10月が9.30%(前月比0.14ポイント下落)、11月が9.11%(同0.19ポイント下落)、12月が9.15%(同0.04ポイント上昇)。物件価格は、10月が6,831万円(同122万円上昇)、11月が6,978万円(同147万円上昇)、12月が6,834万円(同144万円下落)。11月まで3ヵ月連続の上昇傾向にあったが、12月に144万円の下落となった。
投資用1棟マンションの表面利回りは、10月が7.88%(同0.12ポイント下落)、11月が8.07%(同0.19ポイント上昇)、12月が7.87%(同0.2ポイント下落)。物件価格は、10月が1億9,598万円(同535万円下落)、11月が1億9,683万円(同85万円上昇)、12月が2億1,261万円(同1,578万円上昇)と、2ヵ月連続で物件価格が上昇した。
投資用区分マンションの表面利回りは、10月が7.87%(同0.08ポイント上昇)、11月が7.74%(同0.13ポイント下落)、12月が7.76%(同0.02ポイント上昇)。物件価格は、10月が1,545万円(同63万円上昇)、11月が1,568万円(同23万円上昇)、12月が1,556万円(同12万円下落)となった。