（株）東京カンテイは29日、2017年12月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。
27都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計し、その価格変動を天気マークで表示。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。
同月は、「晴」が14地域（前月13）に、「雨」が12地域（同10）に増加。「曇」は6地域（同7）に、「小雨」は4地域（同9）に減少。「薄日」は11地域（同8）に増加した。
全国で天候が改善したのは7から12地域に増加し、やや強含みの傾向に変化している。横ばいは27から29地域に増加、悪化は13から6地域に減少。
地域別では、47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は25から13地域に減少。首都圏エリアは引き続き強含み、首都圏以外の地域では前月の下落傾向から一転、おおむね回復の傾向がみられる。また、東北地方、北関東エリアの一部で依然弱含んでいるが、九州地方、沖縄県で強含んだ。
天気図については、公表資料参照。
