不動産ニュース / 開発・分譲

2018/3/1

名古屋の再開発プロジェクト竣工/三菱地所

再開発プロジェクト「(仮称)錦二丁目計画」外観

 三菱地所(株)は2月28日、再開発プロジェクト「(仮称)錦二丁目計画」(名古屋市中区)を竣工した。

 超高層ビル「広小路クロスタワー」の開発と、歴史的建築物「旧名古屋銀行本店ビル」(1926年竣工)の保存・改修工事を実施。両ビルには、新業態を含む5つの商業店舗が3月20日にオープンする。

 「広小路クロスタワー」は、建物高さ約100m・地上21階地下1階塔屋2階建て。オフィスは、ワンフロア約450坪・天井高約2,800㎜の無柱空間となっており、レイアウト効率の高い整形フロアを実現。フロア単位だけでなく、最小貸付単位の約30坪まで幅広いニーズに対応することができる。(株)三菱東京UJF銀行をはじめとする三菱UFJフィナンシャルグループ名古屋本部機能が入居予定。1・2階には、4つの商業店舗(カフェ・物販、レストラン、スパ等)が入居する。

 「旧名古屋銀行本店ビル」は、1926年竣工・地上6階地下1階塔屋1階建て。建物本体および外装は最大限現況を生かし、内装も歴史的建築物ならではの重厚感あふれるつくりに。建物1棟すべてを活用したレストラン、ウェディング・パーティ会場「THE CONDER HOUSE」をオープンする。

 両ビルによる連続的なにぎわいの創出により、広小路通や堺・伏見エリアの活性化に寄与し、今後の同エリアの再開発発展の起爆剤になることを目指す。

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