不動産ニュース / 開発・分譲

2018/3/7

海老名に物流総合効率化法認定の施設着工

「(仮称)海老名物流センター」完成イメージ

 大和ハウスグループの大和物流(株)は6日、「(仮称)海老名物流センター」(神奈川県海老名市)を着工した。同社における南関東エリアの建築・建材物流の新センターで、2ヵ所に点在する物流拠点を集約することで、「物流総合効率化法」に認定された。

 同法は、2者以上の連携による物流の省力化・効率化・環境負荷低減を支援するために定められたもの。認定により営業倉庫に対する法人税・固定資産税などの減免や、市街化調整区域への開発許可に関する配慮を受けられるなどの支援制度が利用できる。

 「(仮称)海老名物流センター」は、首都圏中央連絡自動車道海老名ICから約2.5kmに立地。大和ハウス竜ヶ崎工場から圏央道を通り容易にアクセスできるため、トラック走行距離を約36%削減できる。また、物流施設を集約したことで、従来よりも7割以上の総作業時間およびトラック待機時間の削減が見込める。

 建物は鉄骨造地上2階建て、敷地面積約1万2,349平方メートル、延床面積約1万1,817平方メートル。総発電容量約490kWのソーラーパネルを敷設するほか、LED照明を全館に導入するなど、環境に配慮した省エネルギー運営を行なっていく。竣工は2018年10月末の予定。

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