不動産ニュース / 開発・分譲

2018/4/11

宝塚のホテル着工/阪急阪神HD

新「宝塚ホテル」外観イメージ

 阪急阪神ホールディングスグループはこのほど、移転計画を進めている「宝塚ホテル」(兵庫県宝塚市、客室約200室)の新築工事を着工した。

 新ホテルは、宝塚大劇場の西隣に建設。敷地面積約1万2,300平方メートル、延床面積約2万3,000平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地下1階地上5階建て。事業主の阪急電鉄(株)、ホテル運営を行なう(株)阪急阪神ホテルズに加え、同グループの不動産事業の再編に伴い設立された阪急阪神不動産(株)の3社で計画を推進していく。

 クラシカルな現ホテルのデザインを継承し、切妻屋根の壁面などに描かれている植物モチーフのレリーフや、ドーマー窓と半円形屋根のほか、アーチ天井を持つ回廊、階段の手すりに施された装飾などを復元する予定。
 客室は、宝塚劇場の観劇やビジネスユーズなど幅広いニーズに対応できるさまざまなルームタイプを用意。また、宝塚歌劇のディナーショーを開催できる大宴会場と、地域のコミュニティホテルとして利用できる中・小宴会場の計4室を設ける。

 開業は2020年春の予定。なお、現ホテルは新ホテルの開業まで営業を継続する。

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