不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/4/16

分配金は4,410円/JRF18年2月期

 日本リテールファンド投資法人(JRF)は16日、2018年2月期決算を発表した。

 当期(17年9月1日~18年2月28日)は、営業収益319億6,700万円(前期比3.1%増)、営業利益144億7,200万円(同5.3%増)、経常利益122億3,200万円(同7.1%増)、当期純利益122億3,200万円(同7.1%増)。1口当たり分配金は4,410円(同115円増)となった。

 期中6物件(うち1件は既存物件の追加取得)を取得。物件リニューアルも進めた。期末現在の運用資産は100物件、取得価格の総計は約9,942億円、総賃貸可能面積は約260万平方メートル、ポートフォリオ全体の稼働率は99.6%(同0.1ポイント減)となった。

 次期は、営業収益319億6,500万円、営業利益129億4,100万円、経常利益107億300万円、当期純利益107億300万円、1口当たり分配金4,430円を見込む。

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JREIT

不動産投資信託のことで、アメリカのREIT(Real Estate Investment Trust)の日本版であることから、JREITと呼ばれる。不動産を買収、賃貸して収益を得る専門の会社(投資法人)または同様の機能を担う信託会社が証券を発行し、金融商品として取引される。

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