不動産ニュース / 政策・制度

2018/4/25

「省CO2先導プロジェクト」の提案募集

 国土交通省は24日、「省CO2先導プロジェクト2018」の提案募集を開始した。

 「平成30年度サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」の採択プロジェクトのこと。同事業は、省エネ・省CO2に関する先導的な技術を導入した建築物のリーディングプロジェクトを支援し、環境負荷低減に寄与する取り組みの普及啓発を図る。

 募集するのは(1)一般部門(非住宅建築物、共同住宅、戸建住宅)、(2)中小規模建築部門(非住宅)に加え、今年度から(3)LCCM住宅部門(戸建住宅)を新設した。(1)(2)については、省エネ基準への適合や先導的な技術の導入が事業要件。(3)については、「ライフサイクルCO2の評価結果がゼロ以下」「ZEH基準を満たす」「住宅としての品質が確保されたもの」などが要件となる。採択したプロジェクトには、設計費、建設工事費等に補助対象費用の2分の1(上限5億円)を補助する。

 応募締切は6月13日。応募要領や提案書様式については事務局である国立研究開発法人建築研究所のホームページを参照。締め切りに先立つ5月上旬より、全国8会場で支援事業説明会も開催する予定。採択結果は8月を目途に公表する。

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省エネ基準

建築物の使用によって消費されるエネルギー量に基づいて性能を評価する場合に、その基準となる性能をいう。「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)に基づいて定められている。

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