不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/4/25

アズ企画設計、3年で売上高倍増を目指す

「創業30周年を迎え、本日を新たなスタートとして事業に取り組んでいく」と挨拶した松本社長

 (株)アズ企画設計は24日、2018年2月期の決算発表と今後の経営戦略に関する説明会を開催した。

 当期(17年3月1日~18年2月28日)は、売上高63億7,600万円(前期比34.5%増)、営業利益4億円(同33.7%増)、経常利益3億5,200万円(同36.0%増)、当期純利益2億7,400万円(同74.7%増)。レジデンスを中心とした販売物件数が伸長、不動産販売事業が全体を牽引し、増収増益となった。次期は、売上高81億3,800万円、営業利益4億3,600万円、経常利益3億8,200万円、当期純利益2億1,900万円を見込む。
 3年間の中期経営計画では、多様な資金調達手段の確保とさらなる財務基盤の強化、付加価値を生み出すソリューションの開発力強化を図り、売上高約2倍、経常利益約2.4倍を目指す。

 今後の成長戦略については、居住用賃貸物件、貸しコンテナ、トランクルーム、駐車場、シェアオフィス、貸し会議室等、多様なソリューションを用いて不動産賃貸事業、不動産販売事業を拡大すると発表。また、15年の東京支社オープンに続き、横浜エリアでの新支社開設を検討しており、さらなる業績拡大を図っていく。

 説明会後、明治記念館(東京都港区)にて、3月29日のジャスダック上場と創業30周年を記念したパーティを開催。約600名が参加した。同社代表取締役の松本俊人氏は、「平成元年の創業以来、『空室のない元気な街を創る』という企業理念のもと、東京、埼玉、東北で不動産事業を進めてきた。本日を新たなスタートとし、社員一同、地域の役に立つ不動産会社であり続ける」と挨拶した。

パーティでは役員らによる鏡開きが行なわれた

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