不動産ニュース / 開発・分譲

2018/5/21

JR東、川崎駅西口の再開発計画を着工

「川崎駅西口開発計画」の外観イメージ

 東日本旅客鉄道(株)(JR東)は18日、川崎駅西口開発計画に着工したと発表した。

 同プロジェクトは、川崎駅西口大宮町地区地区計画に基づき、同社の変電所跡地と複数の隣接地を一体的に開発する市街地再開発。約1万2,400平方メートルの敷地に、オフィスビル・保育施設からなる「オフィス高層棟」(地上29階地下2階建て)と商業・フィットネスからなる「オフィス低層棟」(地上5階地下1階建て)、「ホテル棟」(地上16階建て)の3棟を建設する。

 オフィスビルは、基準階貸室面積約800坪・天井高2,800mmと、川崎エリア最大級の大規模オフィスフロアを実現。ガスコージェネレーションシステムの導入や日射遮蔽を図る外装パッシブデザイン等の環境配慮計画により、CASBEEにてSランクを取得予定。

 ホテル棟には、「ホテルメトロポリタン川崎(仮称)」(約300室)を開業予定。インテリアデザイン監修に「SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd.」を起用し、やすらぎと華やぎのある空間デザインを実現するほか、ロビーカフェでは、“音楽のまち”川崎市の多彩な音楽文化を発信していく。

 商業フロアは都市生活者に対して多様なワークプレイスや交流・憩いの場を提供。また、多世代の利用ニーズに対応した健康づくりをサポートする約4,000平方メートルの大型フィットネス・スパを計画。ビル内には約400平方メートルの保育施設を整備し、子育て支援から暮らしやすい沿線づくりを目指していく。

 2020年春にはホテルが開業、21年春にグランドオープンする予定。

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