不動産ニュース / 政策・制度

2018/5/24

空き家対策の新制度、提案募集を開始/国交省

 国土交通省は24日、「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」の提案募集を開始した。

 同事業は今年度からスタートする新制度。空き家に関する相談に対応できる人材育成や専門家との連携体制構築などといったモデル的な取り組みを支援することで、全国の空き家対策を促進するのが狙い。

 補助対象となるのは(1)人材育成と相談体制の整備部門、(2)共通課題の解決部門の2部門。(1)は、人材育成や地方における法務・不動産・建築等の専門家と連携した相談体制の構築、(2)は空き家の発生抑制や除却・利活用等における高度なノウハウが必要なケースや全国の取り組み事例の蓄積・共有が対象となる。

 支援対象は市区町村、民間事業者等。地方公共団体と専門家等が連携することと、事業の成果を広く公表することが要件となる。補助率は定額。

 応募期限は6月25日まで。応募方法および提案書のダウンロードは事務局((株)価値総合研究所)のホームページを参照。学識経験者で構成する評価委員会での評価を踏まえ、7月頃に国交省が採択事業を決定する。

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