不動産ニュース / IT・情報サービス

2018/6/4

電子サインサービスを開始/アットホーム

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は4日、アドビ システムズ(株)と業務提携したと発表。同日、不動産業務を効率化する電子サインサービス「スマート契約」の販売を開始した。

 同社では、契約書類等への署名をデジタルに置き換える電子サインを、手軽に導入できて利用しやすいサービスとして、全国5万4,000超の加盟・利用不動産店に提供し、業務効率化をサポート。「スマート契約」の活用は、契約書など多くの文書を扱う不動産業界において、従来の紙の書類作成にかかる人件費、印刷費、郵送費などの削除、リードタイムの短縮など、多くのメリットをもたらす。署名後の文書データは保管に場所を取らず紛失のリスクも軽減できるほか、災害復旧、災害など緊急時の事業継続計画の促進にも有効となる。

 また、承認行為のシステム化、ルール化、履歴の見える化、権限の付与によるなりすましや偽造の防止などが可能なため、より迅速かつ安全に契約業務を行なうことができ、コンプライアンス、コーポレートガバナンスの強化にも寄与していく。

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電子署名

電磁的な記録(電子文書)について、その作成者および作成された記録が改竄されていないことを保障する仕組みをいう。電子署名がなされた電子文書は、署名押印された文書と同様に、真正に成立したものとみなされる(電子署名及び認証業務に関する法律)。

続きはR.E.wordsへ

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