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2018/6/6

民間住宅ローン利用、「変動型」が増加

 (独)住宅金融支援機構は5日、2017年度「民間住宅ローン利用者の実態調査」における“民間住宅ローン利用者編”の結果を発表した。調査時期は18年4月10~16日。17年10月~18年3月に民間住宅ローンの借り入れをした全国の20~60歳未満の人にインターネット調査を実施。有効回答件数は1,500件。

 金利タイプ別利用状況は、「変動型」の利用割合は56.5%(前回調査(17年4~9月)比6.1ポイント増)と増加し、「全期間固定型」も13.3(同0.7ポイント増)と増加。一方、「固定期間選択型」は30.1%(同6.8ポイント減)と減少した。

 今後1年間の住宅金利見通しについては、全体では「現状よりも上昇する」が29.1%(同0.3ポイント減)。「ほとんど変わらない」は59.0%(同1.4ポイント増)、「現状よりも低下する」は3.1%(同2.1ポイント減)、「見当がつかない」は8.9%(同1.1ポイント増)。

 住宅ローンを知るきっかけとして影響が大きかった媒体等は、「住宅・販売事業者」が47.2%(同12.6ポイント増)で最多。「インターネット」が15.0%(同3.7ポイント減)、「金融機関」13.0%(同0.5ポイント増)と続いた。

 住宅ローンを選んだ決め手(フラット35利用者以外)は、「金利が低いこと」が69.7%(同1.7ポイント増)と圧倒的多数でトップに。次いで、「住宅・販売事業者に勧められたから」が24.1%(同8.2%増)、「諸費用が安かったこと」が16.0%(同3.8ポイント減)となった。

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