不動産ニュース / その他

2018/6/12

木密地域改善に向け、企業と「対話」/東京都

 東京都は、木造住宅密集地域の改善のため、都有地を活用した魅力的な移転先の整備に向けて、企業等との「対話」(マーケット・サウンディング調査)を実施する。

 東京都では、震災時に特に甚大な被害が想定される地域を対象に、延焼遮断帯の形成や市街地の不燃化に取り組んでいる。しかし、敷地が狭小であったり、権利関係が複雑なため、建て替えが進みにくいなどの課題があり、権利者の希望に合う移転先を確保することが難しい状況。そこで、近隣の都有地を有効活用し、受け皿として、民間事業者による魅力的な移転先の整備に取り組む第一歩として、事業に関心のある企業等と対話を行なう。

 先行実施候補地は、江北地区(足立区江北四丁目、敷地面積約780平方メートル)。関原地区(足立区関原一丁目、敷地面積約680平方メートル)。

 日程は、事前説明会が6月22日(金)、現地見学会が6月27日(水)、対話が7月25日(水)~8月17日(金)。事前申込制で、具体的な対話内容・申込方法等についてはPDF参照。

 事業実施方針の公表は2018年秋頃、事業者募集の開始は18年度内の予定。

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木造

建物の主要な部分を木材とした建築構造のこと。木造の工法は、大きく分けて「在来工法」「伝統工法」「枠組壁工法」に分類されている。

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