不動産ニュース / イベント・セミナー

2018/6/19

六本木ヒルズで外国人向け防災イベント/森ビル

「VR防災車」体験の様子

 森ビル(株)は17日、六本木ヒルズで港区と共催による防災イベント「みなと防災フェスタ」を初めて開催。外国人含め1,000人超が集まった。

 区民全体の約8%にあたる約2万人の外国人が居住する港区エリア全体の防災力向上を目的として、港区国際防災ボランティアによる英語での解説に加えて、近年全国の自治体でも導入が始まっている「やさしい日本語」(外国人に分かりやすい日本語として、災害が起きたときに有効な言葉)を用いて、震災対策や防災に関する参加者の意識の向上と基礎知識の習得を推進。全16種類の体験や展示コーナーの中には、ヘッドマウントディスプレイを装着して、地震・火災・風水害の災害を疑似体験できる最新鋭の「VR防災車」体験も用意した。

 外国人のイベント参加者からは「防災に対する知識を得ることができた。実際に災害が起きた場合も、混乱せずに行動ができるようになるため、とても有益だと感じた」(フランス人男性)、「さまざまな災害の疑似体験ができるため、とても勉強になった」(デンマーク人女性)などの声が挙がった。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。