(公社)東京都宅地建物取引業協会の理事・監事経験者による親睦団体である東京宅建倶楽部は25日、第36回定例総会を開催し、29年度会務運営・収支決算報告、30年度会務運営計画案・収支予算書案を承認した。
今年度は、参加会員による定例会の開催、業法改正などをテーマにした研修会の実施に加え、都宅協の改選期を踏まえた新規加入促進を行なっていく。
また、現会長の中村俊章氏(元都宅協会長)から体調不良による辞任要請を受け、会長代行を務める石井將博氏((株)博栄代表、元都宅協副会長)を新会長に選任した。任期は、次期改選までの1年間。
新会長となった石井氏は「これまで当会は、あくまで親睦団体であるとして、協会に意見具申をしたことはなかった。だが昨今は、業法改正のスピードが早く、われわれもためらうことが多い。こうした変化が会員の末端まで理解できるよう、何度でも研修会を開いてもらうことを、(都宅協の)瀬川信義会長に進言させていただいた。今後も、微力ながら頑張っていきたい」などと抱負を語った。