不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/6/27

新築戸建て成約価格が過去最高に/アットホーム

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社ネットワークにおける、2018年5月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格データを公表した。

 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,558万円(前月比2.0%下落)と、3ヵ月ぶりのマイナス。前年同月比では1.9%の上昇と、9ヵ月連続のプラスとなった。成約価格は3,568万円(同3.3%上昇)と2ヵ月連続のプラス。地域別では、東京23区が5,015万円(同4.8%下落)、東京都下3,897万円(同6.7%上昇)、神奈川県3,735万円(同2.5%上昇)、埼玉県3,068万円(同1.6%上昇)、千葉県2,796万円(同4.4%上昇)。

 東京23区を除くエリアがプラスとなったほか、価格水準の高い東京23区の成約数が増加したことで、首都圏平均の成約価格は09年1月の調査開始以来過去最高となった。09年1月を100とした1戸当たりの価格指数は、登録物件が101.9(同2.1ポイント下降)、成約物件が100.8(同3.3ポイント上昇)と100を超えた。

 既存マンションの登録価格は、1戸当たり2,898万円(同2.7%下落)と、3ヵ月ぶりのマイナスに。前年同月比は7.9%上昇し、3ヵ月連続のプラスとなった。成約価格は2,654万円(同4.6%下落)と2ヵ月連続のマイナス。成約数が多く価格水準の高い東京23区の成約数が大幅に減少したこと等が要因。地域別では、東京23区が3,649万円(同7.7%上昇)、東京都下2,350万円(同4.0%下落)、神奈川県2,249万円(同2.8%下落)、埼玉県1,861万円(同10.6%下落)、千葉県1,979万円(同0.1%下落)。

 1戸当たりの価格指数は、登録物件が135.8(同3.8ポイント下降)。成約物件は133.2(同6.4ポイント下降)と2ヵ月連続でマイナスとなったが、5ヵ月連続すべてのエリアで100超を維持している。

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