不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/6/27

3月の不動産価格指数、住宅は全て上昇

 国土交通省は27日、2018年3月分の不動産価格指数(住宅)、および同年第1四半期分の不動産価格指数(商業用不動産)を発表した。指数は10年の平均を100としている。

 同月の住宅総合指数は114.0(前年同月比2.7%上昇)。住宅地は102.9(同2.9%上昇)、戸建住宅は104.1(同0.7%上昇)。区分所有マンションは142.7(同5.3%上昇)とすべて上昇した。

 都市圏別では、南関東圏の住宅総合が116.4(同2.4%上昇)、住宅地109.2(同2.8%上昇)、戸建住宅104.0(同0.9%上昇)、マンション136.5(同3.4%上昇)。名古屋圏は、住宅総合が105.3(同0.7%上昇)、住宅地96.1(同0.8%上昇)、戸建住宅99.7(同1.8%下降)、マンション144.8(同6.9%上昇)。京阪神圏は、住宅総合が117.4(同5.7%上昇)、住宅地100.0(同2.0%上昇)、戸建住宅106.8(同4.0%上昇)、マンション148.9(同9.0%上昇)だった。

 東京都の住宅総合は124.4(同2.0%上昇)、住宅地118.4(同2.2%上昇)、戸建住宅108.8(同0.6%上昇)、マンション140.4(同2.7%上昇)。

 また商業用不動産は、不動産総合指数は137.8(同4.3%上昇)、三大都市圏の総合指数140.2(同4.8%上昇)となった。

この記事の用語

不動産価格指数

不動産価格の動向を示すべく指数化した統計データ。国土交通省が2012年8月から公表している。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。