不動産ニュース / その他

2018/7/9

首都圏既存戸建て価格、3ヵ月ぶりに下落

 (株)東京カンテイは9日、2018年6月の主要都市圏・主要都市別の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,372万円(前月比0.2%下落)と、3ヵ月ぶりに下落した。都県別では、神奈川県は3,586万円(同3.0%上昇)と反転上昇したものの、東京都が5,524万円(同3.9%下落)と反転下落。千葉県は2,043万円(同0.8%下落)と2ヵ月連続で下落し、埼玉県は2,322万円(同5.5%下落)と反転下落となった。

 近畿圏の平均価格は2,574万円(同1.0%下落)と反転下落。府県別では、大阪府が2,633万円(同5.8%下落)、京都府は3,682万円(同9.5%下落)といずれも大きく反転下落した。兵庫は、2,589万円(同4.4%上昇)と4ヵ月連続で上昇している。

 中部圏の平均価格は2,224万円(同3.0%上昇)、愛知県も2,805万円(同8.2%下落)といずれも3ヵ月ぶりに上昇した。

 福岡県は1,841万円(同1.5%下落)と2ヵ月連続で下落。前年同月比でも2.0%の下落となった。

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一戸建て

独立した一軒の家屋がひとつの住戸となっている住宅。「戸建て」も同じ意味である。これに対して、複数の住戸で構成される建物を「集合住宅」「共同住宅」という。

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