不動産ニュース / 開発・分譲

2018/7/17

上半期首都圏マンション、2年連続で発売増

 (株)不動産経済研究所は17日、2018年上半期(1~6月)および6月度の首都圏マンション市場動向を発表した。

 18年上半期のマンション発売戸数は1万5,504戸(前年同期比5.3%増)と、上半期としては2年連続の増加となった。地域別では、東京都区部7,155戸(同2.1%増)、東京都下1,635戸(同24.1%減)、神奈川県3,008戸(同6.2%増)、埼玉県1,676戸(同17.0%増)、千葉県2,030戸(同55.7%増)。都下で大きく減少した以外はいずれも増加。特に埼玉と千葉で大幅増となった。

 初月契約率の平均は66.7%(同0.6ポイント低下)と、3年連続で70%を割り込んだ。1戸当たりの平均価格は5,962万円(同1.3%上昇)、1平方メートル当たりの平均単価は87万5,000円(同2.9%上昇)となった。

 即日完売したのは334戸で、発売戸数の2.2%だった。

 6月の発売は2,659戸(前年同月比16.4%増)となり、3ヵ月ぶりに増加に転じた。月間契約率は66.0%(同1.2ポイント低下)となった。1戸当たりの平均価格は6,244万円(同10.7%上昇)、1平方メートル単価は92万8,000円(同10.5%上昇)。

 当月、即日完売したのは「グランドメゾン中野富士見町」1期1・2次20戸(東京都中野区、平均1倍・最高1倍)など4物件153戸。

 7月は3,500戸の発売を見込む。

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