不動産ニュース / 開発・分譲

2018/7/24

三菱地所、森トラ子会社を公開買い付け

 三菱地所(株)は、アーバンライフ(株)(神戸市東灘区、代表取締役社長:許斐信男氏)の完全子会社化に向け、25日より公開買い付けを開始する。

 アーバンライフは、1970年に設立し、芦屋で第1号の集合住宅を手掛けて以来、これまで380棟・3万7,200戸の分譲マンションを供給してきた。財務体質の健全化等を目的に、2004年10月に森トラスト(株)に株式を追加譲渡。以来、森トラストが親会社となっていた。

 今回の公開買い付けに当たっては、三菱地所が24日、森トラスト(所有株式数203万6,000株、所有割合64.70%)との間で、公開買付応募契約書を締結。森トラストが所有する株式のすべてを公開買い付けに応募する旨の合意を得た。

 買付予定数の下限は209万8,000株(所有割合 66.67%)を設定。対象者株式のすべてを取得することを目的としているため、上限は設定していない。価格は1株当たり2,415円。買付期間は9月4日まで。

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