（株）東京カンテイは28日、2018年7月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプの既存マンション流通価格を70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表現した。
同月は、「晴」が19地域（前月17地域）とさらに増加し最多を維持。「雨」は5地域（同2地域）、「曇」は10地域（同13地域）、「小雨」は5地域（同9地域）、「薄日」は8地域（同6地域）となった。
全国で天候が改善したのは11地域（同14地域）と減少。横ばいは29地域（同23地域）と増え、悪化は7地域（同10地域）と減った。
47都道府県のうち、前月比で価格が下落したのは14地域（同17地域）と減少。中国や九州、北関東地方で強含んだが、東北や北陸・甲信越地方では弱含んだ。首都圏は1都3県すべてで価格が上昇した。
