不動産ニュース / 団体・グループ

2018/10/10

「安心R住宅」、年度内に全宅建協会で開始へ

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会は、「安心R住宅」事業をスタートした。

 8月27日の国土交通省の事業者団体登録認定等を経て、10月1日に全国30の宅地建物取引業協会が事業をスタート。事業開始に当たっては、各都道府県協会担当者に対して事業説明会を3回開催。10日時点では38協会が開始している。

 同会では、買取再販のみを対象としており、既存住宅売買瑕疵保険の付保、同会基準に沿ったリフォームの実施、物件点検記録等の保管情報の開示等を条件としている。

 宅建協会会員が同事業に参画するには、「特定構成員」への登録が義務付けられる。9月より受け付けを開始。間もなく申請のあった会員の登録を開始する。恒常的に売買仲介取引を行なっている宅建協会会員約3万社のうち、買取再販事業を行なっているのは約2割の6,000社。まずは約1,600社の登録を目指す。

 今後は、要望のあった宅建協会で会員向けのセミナーを開催するほか、制度のメリット等をアピールする会員向け動画と、安心R住宅の魅力を発信する消費者向け動画を制作・配信する計画。

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安心R住宅

安心に関する一定の要件を満たす旨の標章(マーク)を使用することのできる住宅。標章の付与は、国土交通省の告示(特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度)に基づいて登録された事業者団体が行なう。

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