不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/10/22

レインズ新規登録件数、再びプラスに

 (公財)不動産流通推進センターは22日、全国の指定流通機構の活用状況(2018年9月分)を公表した。

 同月の新規登録件数は45万5,868件(前年同月比0.3%増)と15ヵ月連続のプラス。前月比では再びプラスに転じた。成約報告件数は4万7,718件(同3.2%減)と6ヵ月ぶりにマイナスに転じ、前月比では3ヵ月ぶりにプラスに転じた。総登録件数は84万9,638件(同2.0%減)と30ヵ月連続のマイナスで、前月比では6ヵ月連続してプラスとなった。

 物件別では、売り物件の新規登録件数が15万4,237件(同11.1%増)と、10ヵ月連続のプラスに。前月比では再びプラスに転じた。成約報告件数は1万5,837件(同1.1%増)と前年同期比では4ヵ月連続でプラスとなり、前月比では3ヵ月ぶりにプラスに転じた。総登録件数は34万1,033件(同6.8%増)と17ヵ月連続でプラスとなり、前月比では6ヵ月連続してプラスとなった。

 賃貸物件では、新規登録物件数が30万1,631件(同4.4%減)と、8ヵ月ぶりにマイナスに転じ、前月比では3ヵ月ぶりにプラスに転じた。成約報告件数は3万1,881件(同5.2%減)と3ヵ月連続でマイナスとなり、前月比では3ヵ月ぶりにプラスに。総登録件数は50万8,605件(同7.1%減)で、41ヵ月連続してマイナスとなり、前月比でも再びマイナスとなった。

 新規登録物件における売り物件の取引態様別物件数は、媒介契約が11万2,174件(同8.8%増)。そのうち、専属専任は1万9,520件(同1.9%増)、専任媒介が4万9,882件(同14.4%増)、一般媒介が4万2,772件(同5.9%増)。

 成約報告件数では、媒介契約が1万3,445件(同0.6%増)。内訳は専属専任4,215件(同6.4%減)、専任媒介7,273件(同6.5%増)、一般媒介1,957件(同4.1%減)であった。

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