東急住宅リース(株)が賃貸管理事業に関するコンサルティングを実施しているナーブ(株)は12日、VR技術を活用した「空き待ちシステム」を開発したと発表。
「空き待ちシステム」は、他の入居者が居住している賃貸住宅への入居希望者が、その部屋の退去予定がなくても空き待ちができるシステム。希望に沿った賃貸住宅を専用Webサイトで検索することが可能で、入居希望の受付登録ができる。ナーブが提供する「VR内見」で、室内の状況を事前確認することも可能。
同システムを活用することで、入居者募集期間の短縮と賃貸住宅オーナーの収益改善につながる。
来春、東急住宅リースが管理する約8万9,000戸の賃貸住宅のうち、一部の賃貸住宅に試験導入を実施。順次対象戸数を増やすとともに、他の不動産管理会社にも展開していく。