不動産ニュース / 開発・分譲

2018/11/29

マレーシアで物流施設開発に着手/大和ハ

「D Project Malaysia I」外観イメージ

 大和ハウス工業(株)は28日、マレーシア・セランゴール州で、マルチテナント型物流施設「D Project Malaysia I(ディープロジェクト・マレーシア・ワン)」を2019年1月7日に着工すると発表。同地での物流施設開発は同社初の試み。

 近年、経済成長の著しいマレーシアでは、一般消費財やeコマースの需要増加によって、物流施設のニーズが高まっている。それを受け同社は、多様化する物流施設需要に対応するため、同プロジェクトの着手に至った。

 同施設は、クアラルンプール中心部から南西へ約27km、「クラン港」から約24km、「クアラルンプール国際空港」から約40kmと、クアラルンプール市内や湾岸・空港の中間地点に位置。敷地面積約3万平方メートル、延床面積約1万8,000平方メートル、鉄筋コンクリート造の平屋建て(事務所部分は2階建て)。2テナントが入居可能。

 また、生産地から小売まで所定の温度(冷蔵・冷凍)に保ったまま流通させる物流方式「コールドチェーン」に対応。3温度帯を完備し、総賃貸可能面積1万6,500平方メートルの内、常温(ドライ)約8,600平方メートル、冷蔵・冷凍(チルド・フローズン)約6,600平方メートルを用意する。

 竣工は20年1月、入居は同年3月を予定。なお同施設の賃貸管理は、18年5月に設立した現地法人「Daiwa House Malaysia Logistic Sdn. Bhd(ダイワハウスマレーシア・ロジスティックス)」が行なう。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。